2021.05.27

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用途不明の虹色テープ

用途不明の虹色テープが、駐車場に置かれた注意書き看板の根本に括り付けられていた。それは写真では伝えられないのが悔しいくらい綺麗に輝いていて、写真を撮った後もしばらく眺めていた。暗い話や悲しい話は絶えることがないし避けることも難しいけれど、こうやって素敵だと感じるものを毎日少しずつ取り込んでいけば、そ […]

2021.03.11

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ファーゴの埋蔵金、火星に吹く風

『トレジャーハンタークミコ』を観た。傍から見れば空想の世界を盲信し、それこそが自分の現実だと思い込もうとしている現実逃避者にしか見えないが、彼女が社会にうまく馴染めない様をみていると、とても他人事には思えず、終始憂鬱な気持ちで物語を追っていた。菊地凛子は本当にこういう役がハマる役者だなと再認識。 『 […]

2020.09.30

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雑感:ご機嫌ななめなご気分へ

石鹸ライフからシャンプーライフに切り替えた。髪の調子がよくなった気がする。スタイリング剤も同じブランドのものに切り替えた。良い感じにまとまるようになった気がする。日常に小さな変化をつけるだけで、心の具合が良い気がする。そんな気がする気がする。 勘違いでも思い違いでもいいのだ。僕の気分が世界の気分にな […]

2020.06.09

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スローなブギにしてくれ

子供達が校歌を大声で歌いながら通りを歩いている。部屋に立ち込める熱気を払うために開けた窓から、その歌声だけが部屋へと迷い込んできた。風は無い。うんざりするほどの熱気が、今も部屋の中をゆっくりと僕を嬲るように漂っている。道すがる近隣住民と先ほどまで校歌を歌っていた子供達が楽しそうに談笑する声が聞こえる […]

2020.04.16

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バーチャル・サードプレイス 〜ネットにおける第三の居場所〜

サードプレイス 第三の場所 「サードプレイス」とはアメリカの都市社会学者レイ・オルデンバーグ著の「サードプレイス / The Great Good Place」で提唱されている言葉で、自宅をファーストプレイス、職場をセカンドプレイスと定義した上で、その丁度中間にある自分にとって居心地の良い場所(サー […]

2020.03.16

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目的因という名の呪い

目的因とは、アリストテレスの説いた四原因説に含まれる4つの原因の1つで、事物が何のために存在するか、行為が何のためになされるかを示す目的が、その事物の存在やその行為を理由づけるもののことを指す。言い換えるならば “そのものが存在する理由(〜のために存在する)” である。(例:ペンはなんのためにあるの […]

2020.03.03

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自己肯定感 ≒ アイデンティティ

何者でもない自分を肯定してはじめて、自分が何者なのかが見えてくる。 僕が持ってるものさしは、昨日の自分までしかはかれない。 『完全なるチェックメイト』を観た。久しぶりにトビー・マグワイアを目にした。神経質な天才役がこんなにもハマるとは想像していなかった(鈍くさい方が似合っていると思っていた)。一つの […]

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