2022.10.31
// 3-6
ぐるぐる
最近は貪るように歴史小説を読んでいる。吉村昭の『漂流』に始まり、熊谷達也の『邂逅の森』、遠藤周作の『沈黙』、三浦綾子の『塩狩峠』と数珠つなぎのように読み進めている。この作品達を通して強く感じるのが「信仰」の存在だ。それは仏であり、神であり、自然そのものだったりする。人智を越えた大いなる存在を信じ従う […]
2022.10.31
// 3-6
最近は貪るように歴史小説を読んでいる。吉村昭の『漂流』に始まり、熊谷達也の『邂逅の森』、遠藤周作の『沈黙』、三浦綾子の『塩狩峠』と数珠つなぎのように読み進めている。この作品達を通して強く感じるのが「信仰」の存在だ。それは仏であり、神であり、自然そのものだったりする。人智を越えた大いなる存在を信じ従う […]
2022.10.29
// TOOLS
つい数年前までは食べさしのお菓子の袋を封する時、決まって使ったのは輪ゴムだった。紙製の箱から輪ゴムを取り出すと劣化した輪ゴムが2つくっついていたり、あるいはお菓子の袋に輪ゴムをかけた途端切れてどっかに飛んでいってしまうのは日常茶飯事だった。もしかすると僕の管理状態が悪いのが原因だったのかもしれないし […]
2022.10.27
// 3-6
炎天下の熊本。僕は祖母に連れられて鶴屋デパートへとバスで向かっていた。ちょうど僕の誕生日が近く、何か誕生日プレゼントを買ってもらえることになっていた。祖母はバスを降りる際に何か手帳のようなものを運転手に見せ、お金を払わずに降りた。僕は祖母から受け取っていたお金を精算機に入れ、小さく頭を下げてバスを降 […]
2022.10.23
// OUTDOOR
Twitterのトレンド欄にてオリオン座流星群が21日にピークを迎えるというのを見かけて、その日の夜にオリオン座流星群を見に海まで出かけた。思いの外海岸線の街灯が明るく、結局流星を見つけることはできなかった。目を凝らして夜空を眺めたのは本当に久しぶりのことで、お目当ての流星は見えなかったけれど、それ […]
2022.10.22
// TOOLS
最近はベランダに焚き火台を持ってきて、斧と鋸を使って薪を小さく割りながら、一人焚き火を楽しんでいる。ここ数年全くベランダを使ってなかったので、自分なりのベランダでの楽しみ方を見つけられたことが嬉しくて、心の中で小さくガッツポーズをした。煤がついた薬缶はとても格好が良く、自分の道具として手に馴染んでい […]
2022.10.16
// OUTDOOR
自分にとっての大人の定義とは、仕事ができるでもなく、お金を稼いでるでもなく、頼りがいがあるでもなく、何よりも自分の機嫌を自分でとれることだと思っている。裏を返すと自分の機嫌を間接的であれ直接的であれ周囲の人間にとらせてしまうことは、正直大人げないなと思ってしまう。 というわけで、海に行ってきた。石川 […]
2022.10.15
// 3-6
ひやりとした風が部屋の植物たちを揺らす。スマホの待受に表示された降水確率は、ここのところずっと0%を指している。半年以上枯れる気配のなかったルスカスの葉がここにきて少しずつだが退色し始めており、あんなにも枯れて欲しいと思っていた自分はどこへやら、今はもうちょっと枯れずにいてほしいなと自分勝手に願って […]
2022.10.10
// TOOLS
登山に行く時、必ず携帯しなければ行けない道具の一つに、ライトがある。日が沈み、暗くなってからテント内で食事を摂る時、日の出前、暗い中山頂目指して行動する時、ライトが必要となる。とはいえ頻繁に使うものでもないので重量をなるべく切り詰めるためにヘッドライトの中でもかなり軽い部類であるPetzlのBind […]
2022.10.10
// GRAPHIC
どこをどう切り取るか。フレーミングによって変わる景色。現実世界の物に解像度という概念はないのでどこまでも寄って見ることができるし、また、寄って見ることで物の表情は大きく変化する。自分が作っているデジタルな物にもそういう特性を持たせたくて可能な限り高解像度でレンダリングをかけることになるのだが、GPU […]
2022.10.05
// 3-6
最近会話をしていて、色々考えたあげく「難しいね」という一言で結んでしまうことが多々ある。「難しい」という言葉を口にした瞬間、自分が重ねた思考や思慮の軌跡が「難しい」という言葉が持つ意味の強さと単純さに絡め取られて消えてしまうような感覚を覚える。言葉にすれば「難しい」としか言いようがないが、頭の中では […]
2022.09.26
// 3-6
朝8時45分に起きる。10時から打ち合わせがあるからだ。11時半には打ち合わせを終わらせる。12時半には次の打ち合わせがあるからだ。昼ごはんはコンビニのおにぎりで済ませる。移動に45分かかるからだ。15時には打ち合わせを終わらせる。15時半から次の打ち合わせがあるからだ。16時半には打ち合わせを終わ […]
2022.09.25
// 3-6
たまに土下座の姿勢で腕を枕の下に突っ込みながらうつ伏せで寝ていることがある。今日がそれ。起きてストレッチをする。体がバキバキと音を立てる。壊れるかと思った。階段をおりてキッチンに向かう。まだ眠い。とりあえず鍋に水をはって火にかける。お湯を沸かしている間に顔を洗う。…眠い。今日一日、何をして過ごそうか […]
2022.09.24
// 3-6
朝起きるとちょうどamazonの荷物が届いたところだった。Moonchildの『Starfruit』、DJ Abilitiesの『Phonograph』、現在上映中のミニオンズフィーバー(原題: Minions THe Rise of Gru)のサントラ、以上レコード3点。あと、勢いで買ったAppl […]
2022.09.23
// 3-6
このまえ話していたときに『ファブル』の話題がでて、お話が面白そうだったので試し読みをしたら、気づくと全巻購入していた。笑いとシリアスのバランスが絶妙で、かつテンポもよいのでとても読みやすかった。主人公の佐藤が時折こぼす「これが普通か…」という台詞がとても印象的で、色々と考えさせられる。他人と同じで普 […]
2022.09.23
// TOOLS
ambieのBluetoothイヤホン(ambie sound earcuffs)が届いてから頻繁に使っている。通話時の遅延については若干あるものの、ギリギリ許容範囲内といったところ。感覚としては作業通話では全く問題なくて、複数人の(割と盛り上がってる)雑談だと厳しい印象。嬉しい誤算だったのは、有線 […]
2022.09.22
// 3-6
あれからも寝る前に少しずつ中原昌也の『作業日誌 2004→2007』を読んでいる。2日に1度の頻度で「死にたい」「消えたい」的なことを日記に綴っており、なかなかヘビー。寝る前に読むものではないかもしれない。起こった出来事をどう捉え、どう解釈するかで、その人の中でその出来事がどういう出来事だったのかが […]
2022.09.14
// 3-6
自分の行いを褒める。自分の環境を呪う。出発点となる出来事は同じでも、自分がどう選択するかで、辿り着く場所は全く違ったものになるように思う。可能な限り僕は前者の方を選び続けていたい。 ベッドに横になり、サイドテーブルに積んである古本を読む。腕が疲れたので本を開いたまま顔に乗せ、目を瞑る。知らないお家の […]
2022.09.14
// TOOLS
耳を塞がないイヤホン『ambie』が届いた。デザインはどう考えても無線タイプのほうがイヤーカフっぽくて好みだけど、通話での使用がメインなので遅延を考慮して有線タイプにした。今まで通話の際はSHUREのSE215を使っていたが、これがまあ蒸れる。また、カナル型で遮音性が高い(圧迫感がある)ので、自分の […]
2022.09.13
// 3-6
「映画を観た」でもなく、「DVDを観た」でもなく、「ビデオを観た」という言葉がもつ響きが良い。暗い部屋で一人画面に映った映像を目で追っている様が脳裏に浮かび、グッとくる。 深夜3時になってお腹が空いてくる。多めに作った鱈のフライを食べようか迷ったが、ぐっと堪えて煙草一本で空腹をなんとかいなそうとする […]
2022.09.12
// 3-6
ヤフオクで落札したレコードが届いた。菊池桃子の『ADVENTURE』と森川美穂の『おんなになあれ』の2枚。聴く時間帯によって、その時間に合うようなアルバムを聴くのが好きなんだけど、女性ボーカルのシティポップはどの時間帯でもなんとなくしっくりくる気がしちゃうから不思議だ。森川美穂のボーカルは昔観ていた […]