レコードをかける度に悩まされていたもの。それは静電気だ。

中古のレコードの場合はそうでもないが、新品のレコードはほぼ間違いなく静電気を帯電しやすい。再生し終わったレコードをターンテーブルから取り外そうとすると必ずバチッ！っとなるので、いつもドキドキしながらそっと手を触れ、やっぱりバチッ！っとなる。そしてレコードをターンテーブルから取り外すともれなく一緒にスリップマットもくっついてくる。アルミホイルで自作した静電気除去装置を使ったり、色々試してみたがどれもうまくは機能してくれなかった。そんな折、最後の希望として現れたのが「TRUSCO 静電気除去シート」だった。見た目はただの黒い薄っぺらなシート。本当はターンテーブルに合わせて細かくカットしたほうが良いのだろうけれど、面倒くさがりなので中心のところだけ穴を開けて、あとはそのままマットの下に折り込んで収納した。ここのところ、敢えて新品のレコードばかりを再生してみているが、バチッ！となることも、レコードがマットにくっつくことも一切無くなったし、レコードを再生してるときのチリチリ音も見事になくなった。最高。最高すぎます。高いものではない（Sサイズで１枚 734円）ので、静電気に悩まされている方にはおすすめの布っきれ。