プレーンナンおかわり自由

日記然とした日記。誰かが不機嫌になってしまうから、ご機嫌であることを隠す。あるいはご機嫌であることを装う。ご機嫌迷子。今日は終日打ち合わせのため、少し早起きをして遠出する。平野部の桜はまだ8分咲きなのに、山の上の桜は満開で見頃を迎えていた。少し混乱したのち、きっと桜の品種が違うんだろうなという推論を立てた。取引先の人が「桜は少し無理をしてでも、咲いているうちに見たほうがいい。明日には散ってしまうかもしれないから」と言っていて、そうだなと思った。春の期待を一身に背負った桜の事を想い、少し同情する。でも、僕は知っている。桜はその花だけではなく、樹皮にもきれいなピンク色が含まれていることを。たしかそういうお話を読んだ気がする。事実かどうかなんてどうでもよくて、こっちのほうが夢があるので調べはしない。午前の部が終わり、ランチをしに取引先の人たちと外へ出た。お目当てのお店がいっぱいだったのでインドカレーのお店に。インドカレーのお店はインド人がやっている。いまのところ日本人がやっているインドカレー屋さんには出くわしたことがない。このインドカレー屋さんには過去にも来たことがあり、メニューのオーダーは通るのに辛さのオーダーだけは毎回アバウトに解釈される。激辛を頼んでも中辛になったり、あるいはその逆もある。辛さガチャ。今日は正しく辛さのオーダーが通っていた。僕はフットワークは軽いけれど、行動範囲はひどく限定的なので、こうやって連れ出してもらうと自分一人では出会えない物や事に触れることが出来る。ありがたい。巨大なナンをハフハフしながら食べた。ナンは美味い。以前、自分でナンを作ってみたら煎餅になったので、二度とナンは作らないと思う。満腹至福になったところでお会計。paypayでお家計する際に金額を間違えて一桁少ない金額で入力してしまっていたのに「はい。おっけい」って言ってた。そこはもっと正確にチェックしたほうがいい。辛さはアバウトでもいいけれど。正しい金額に打ち直した上でpaypayした。午後の部はひたすら眠くて、何度か意識を失っていた。ナンにしてやられた。ナンてこった。

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