2017.09.12
mikikurota architects の Fruits Sack
今年の春先、初めて雪のある涸沢を登った際に、今までで最大の疲労感に襲われた。 ことの原因は、全て自分の未熟さ故だった。 朝食をほとんどまともに取らず出発したこと。 見栄を張って先行しようとし、自分のペースを維持できず一気に体力を消耗したこと。 寒いし喉はそうそう乾かないだろうと高をくくり、持参する水 […]
2017.09.12
今年の春先、初めて雪のある涸沢を登った際に、今までで最大の疲労感に襲われた。 ことの原因は、全て自分の未熟さ故だった。 朝食をほとんどまともに取らず出発したこと。 見栄を張って先行しようとし、自分のペースを維持できず一気に体力を消耗したこと。 寒いし喉はそうそう乾かないだろうと高をくくり、持参する水 […]
2017.08.30
今年の夏、決行予定だったKHLT(KUMAMOTO HAKAMAIRI LONG TRAIL)のために Six Moon DesignsのDeschutes Plus Tarp を購入した。 フロアレスでかつシングルウォール構造という、 普段山岳テントでしか寝泊まりしたことがない自分にとってかなり挑 […]
2017.07.19
喫煙者にとって、携帯灰皿は無くてはならない必需品である。 特に登山やソロキャンプ時には、常に携帯している道具の一つといっても過言ではない。 アウトドアメーカーやタバコメーカーから出ている様々な携帯灰皿を試してみたが、 なかなか自分の中で納得のいくものに出会うことができなかった。 ・匂いが漏れない ・ […]
2017.04.10
ソウルフード、ソウルメイト、ソウルミュージック… 僕にとって欠かすことのできない飲み物、ソウルドリンクとも呼べる飲み物がある。 それは“コーヒー”ではなく“コーラ”だ。 1日1本は必ず飲んでおり、2箱常備されている。 キンキンに冷やしたコーラを食事中、お風呂上がりに飲むだけで くぅーっと幸せな気持ち […]
2017.04.04
落ち着ける時間をどれだけ持っているかが、日々の豊かさに繋がる。 僕にとっての落ち着ける時間とは、コーヒー豆をミルで手挽きしているときだ。 仕事に忙殺されているときは、ただただカフェインを摂取するためだけに、 インスタントコーヒーや缶コーヒーで補ってしまうが、 できることなら丁寧に淹れたコーヒーを飲む […]
2017.02.23
山にいるとき、時々三脚でしっかりと写真を撮りたいシチュエーションが訪れる。 上高地の朝靄や、涸沢の紅葉、燕岳から眺める一面の星空。 かと言って、このUL全盛期の中にあって数百gを削り一喜一憂しているのに、 三脚持参で数キロ加算というのはなんとも虚しい気持ちになる。 たまたま山屋の方のブログを読んでい […]
2017.02.12
誰もいない雪山を歩くのがこんなにも気持ちいいとは、想像もしていなかった。 静寂の中に一人、雪を踏みしめる音だけがきこえてくる。 葉を落とした木々と真っ白な雪で埋め尽くされた世界を歩いていると、 まるで水墨画の中に迷い込んだような気分になる。 山頂につくと、以前目線ぐらいにあった熊払いの空き缶が 随分 […]
2016.12.14
登山靴は登山において最も重要な道具と言っても過言ではないと思う。 北アルプス等の3,000m級の山を登る際は、いつもzamberlanのフジヤマGTを履いて行く。 堅牢な作りと、クラシックな見た目が個人的にとても気に入っているのだが、いかんせん重い(そこが良さでもあるのだが)。 来年は低山も挑戦しよ […]
2016.12.05
最近、クッカーをチタンからアルミへと変更した。 理由は2つあり、一つはチタンだとどうしても熱の伝導率が悪く焦げ付きが多かったのをなんとかしたかったということ。 もう一つは、ロータスアルミポットに出会ったこと。 たしかにチタンが軽いというのは間違いないのだが、アルミもかなり軽量だし、 なによりもクッカ […]
2016.12.02
きっかけは些細なことだった。 深夜までかかってなんとか仕事を片付け、寝ぼけ眼で歯を磨いていたとき 誤って歯磨き粉を飲み込んでしまった。 なんだかひどく嫌な気分になり、なんのけなしに歯磨き粉の成分を調べてみると 不安を煽るような情報が出るわ出るわ。 これもいい機会だと、歯磨き粉にも少しだけこだわりを持 […]
2016.11.08
ちょっと買い物に行ったり、コーヒーを飲みにカフェに行ったりするときの持ち物。 以前に書いたポケットの荷物に加え、 GRANITE GEARのサコッシュに物をいれて持ち歩いている。 一時期サコッシュが流行ったときに、なぜこのようなものが流行るのだろう。と不思議がっていたものだが、 いざ使ってみるとその […]
2016.10.15
僕は蛍光灯がとにかく嫌いだ。 あの必要以上に明るく隅々まで青白く照らす蛍光灯は 僕から心落ち着ける居場所を奪ってしまう。 僕は、電球の灯りがとにかく好きだ。 あの必要最低限照らしてほしいところだけを温かく照らしてくれる電球は 僕に心落ち着ける居場所を作ってくれる。 自分のテントに電球を吊り下げ明かり […]
2016.10.08
アレッポの石鹸(エクストラ)を常用するようになって、はや3ヶ月が経つ。 当初もくろんでいた、シャンプー、ボディソープ、洗顔ソープ、シェービングフォームの全てを これ一つで兼用するという目的は、今も果たされている。 自分自身が順応したのか、あるいは余分な成分が髪から排出されたのかは不明だが、 洗った後 […]
2016.09.16
(前回はこちら) テントを張り終え一段落すると、薪を探しに森の中へ。 第二次世界大戦後、多くの山が丸坊主になった日本では、 失われた緑を再生するために国指導のもと大量の杉が植林された。 そのおかげで僕は、 いまこうやって着火剤となる杉の枯葉を容易くあつめることができる。 「枯葉サイコー!クタバレ花粉 […]
2016.09.06
スマートフォンが普及してからというもの、 色々なコトやモノがスマートフォンひとつで済むようになり、 その結果、スマートフォンを充電するためのモバイルバッテリーが必携ツールとなっている。 デザインの仕事をしている僕も例外ではなく、 スケジュール管理や情報収集、資料や制作物のチェックなどを出先で行う機会 […]
2016.09.03
(前回はこちら) 和気小学校の少し前にある細い道を左に曲がり、 雑木林に囲まれた道をまっすぐ登って行くと、和気あいあいの里キャンプ場に辿り着く。 この場所に来るのは久しぶりだった。 キャンプ場自体が森の袋小路のようなところにあり、 虚空蔵山への登山道がキャンプ場から続いている。 静かで、ひと気の少な […]
2016.08.29
ソロキャンプや登山に出かけるときは必ず持っていき、 肌身離さず持ち歩くものがある。 火に薪を焚べるとき、尖った岩肌に手をかけ登るとき、ぐつぐつと音を立てる鍋をつかむとき、GripSwanyのレザーグローブを手にはめる。 しっかりとした厚手の革と太い糸で縫われたこのグローブは、 職人の手によって1つ1 […]
2016.08.16
ネットの外にある物事は自分から遠くなり、かわりにネットの中のものすべてが痛いくらいに存在感を放っていた。 顔も名前も知らない人達のブログは毎日読まずにいられないのに、すぐ近くにいる、でもネット上にいない人たちは、立体感を失って、ペラペラの漫画みたいな存在になりかけていた。 『IT CHOOSES Y […]
2016.08.04
孤独を好み、ロマンを求め、自分の世界に閉じこもりがちになる。 周囲の人と素直に打ち解けることが難しく、家族や親友との間に距離が生じ、職場で周囲のバックアップが得られず、ひとりで何でもやらなければならない立場に立ち、対外的にはかなり厳しい環境に置かれる。 好き嫌いが強くなり、言葉や態度に表れやすく、独 […]
2016.08.01
石鹸オンリーの生活をはじめてそろそろ1ヶ月が経つので経過報告。 消費が予想以上に早く、 既にアレッポの石鹸は綺麗に使い終わり、ついこのあいだサヴォンドマルセイユの石鹸をおろしたばかり。 使用感はとても良好。 石鹸で上手に髪を洗うコツ きちんと洗顔ネットで泡立てる 洗髪用のマッサージブラシを使う 丁寧 […]