/ 2015.09.28 /
OUTDOOR /
ヘリノックスチェアを持って外へ出ろ
コーヒーセットと折りたたみテーブル、
それとお気入りの椅子であるヘリノックスチェアを持って外に出かける。
慣れた手つきでヘリノックスチェアを組み立て腰を掛けると、
いつもとは違う風景がそこに広がっている。
作業椅子に座ってPCに向かい仕事をしているときの目線。
カーペットにあぐらをかいて座り、日常を過ごしているときの目線。
ヘリノックスチェアに座ると、その2つの目線のちょうど中間くらいの高さに目線が位置し、
それがなんだか仕事と家の間に自分だけの居場所を新しく手に入れたように思えて、
ヘリノックスチェアに座っている時間がとても愛おしく感じる。
椅子に座ってまず最初にすることは、コーヒーを淹れるためのお湯を沸かすこと。
お水はplatypusだと大きすぎるので、ちょっとした外出時には500mlのnalgeneに入れて持っていくようにしている。
お湯が沸いたところで、持参したインスタントコーヒーの粉を思いの濃さになるまで入れていく。
これは私の持論だが、コーヒーの美味さはコーヒー自体の品質ではなく、
飲む人の心の状態と飲む環境によって決まると思っている。
お酒のように肉体的に自分が酔うことを楽しむ飲み物ではなく、
精神的に自分に酔うことを楽しむ飲み物というのが私にとってのコーヒーである。
ゆえにこのようなシチュエーションで飲むインスタントコーヒーが不味いわけがなく、
そこらのコーヒーよりも格別に美味しいコーヒーを楽しむことができる。
インスタントコーヒーの種類だが、私はここ数年ネスカフェ香味焙煎(深煎り)を愛飲しており、
小さなボトルに3杯分程度の粉を入れていつもかばんに忍ばせている。
豆を挽いて淹れるコーヒーは手間をかけている分とても美味しいが、
携帯性と挽いた後の豆の処理のことを考えるとどうしても億劫に感じてしまい、
最近はインスタントコーヒーを持って行くことが増えてきている。
(とびっきりの豆屋さんとお気に入りの豆に出会うことができれば、簡単に覆るかもしれない)
ヘリノックスチェアに腰掛け、コーヒーを淹れ、読みかけの本をゆっくりと読む。
そういうきらきらとした時間を少しずつでも日常に取り込んでいければ、
もっと上手に自分と付き合っていけるような気がしている。
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