自己肯定感 ≒ アイデンティティ

何者でもない自分を肯定してはじめて、自分が何者なのかが見えてくる。 僕が持ってるものさしは、昨日の自分までしかはかれない。


完全なるチェックメイト』を観た。
久しぶりにトビー・マグワイアを目にした。神経質な天才役がこんなにもハマるとは想像していなかった(鈍くさい方が似合っていると思っていた)。一つの物事を常人の限界を超えて追求した人というのは、やはりこうやってどこか壊れていってしまうものなのだろうか。ボビー・フィッシャーは実在した天才チェスプレイヤーで、本作は彼の半生を描いたものだ。他人の人生を追体験できるというのは映画が持つ魅力の一つであり、その結果僕は鑑賞後に主人公の得も言えぬ鬱屈な気分さえも追体験することになった。


ブラック・クランズマン』を観た。
初期の『Do the Right Thing』等で感じた、ビビットな映像と風刺的な台詞はかなりマイルドになっていた。白人至上主義や反ユダヤ主義などがメインテーマであり、白人至上主義とそれに伴う黒人差別に対する問題提議はスパイク・リー監督が毎度主題に上げるものだが、少しインパクトに欠けると感じたのは今作があまり音楽の力を使っていないからだろうか。最後の最後でまくしたてるように流れる実際の映像は、一見の価値ありだった。


28歳で死に損なった人の話 1/8 pic.twitter.com/4slNd5Dpvc— 楼 (@C_Yagura) March 1, 2020

良かった。ヨウジヤマモトが何かのインタビューで、オリジナリティ(個性)に悩む学生に向けて「学生のうちにそんなものはない。とにかく作れ。」と言っていたことを思い出した。


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