/ 2024.10.12 /
MANIAC /
ブラウン管テレビを愛でる
ブラウン管テレビの活用
SONYの14型ブラウン管テレビ(KV-14GP2)を入手したので、自分の環境で使えるように諸々を整えた。以下が最終的に揃えたもの。
- ブラウン管テレビ [KV-14GP2/SONY]
- 今回のメイン
- ビデオデッキ [SLV-FX9/SONY]
- 色々試す過程で必要となったので(理由は後述
- HDMI to RCA 変換コンバーター [L’QECTED]
- 類似品はアマゾンで山程あるのでどれでも
- HDMI to RFトランスポーター [SAIZHUO]
- これを日本で使うためにビデオデッキが必要となった
- 9.5mm Palオス to F型オス 同軸ケーブル [ROSEBE]
- トランスポーターとビデオデッキを繋ぐために必要
チャレンジ1「ブラウン管テレビに映す」
- PS5が挿してあるHDMI分配器とHDMI to RCA 変換コンバーターをHDMIケーブルで繋ぎ、HDMI to RCA 変換コンバーターとブラウン管テレビをRCAケーブルで繋いだ
- その後、テレビの入力切替ボタンを押下しビデオにすることでPS5の映像が無事ブラウン管テレビに出力された
pros/cons
- pros
- 普段使っているディスプレイより発色が良い
- 有機ELに近いかも
- 雰囲気がとてもいい
- そう、気持ちの問題です
- 普段使っているディスプレイより発色が良い
- cons
- 小さな文字は可読性が著しく下がる
- 映画の字幕くらいの文字サイズであれば許容範囲
- 16:9の映像を無理やり4:3にしているので縦方向に映像が伸びる
- これはまったく許容できない
- 映像の上下左右が若干見切れる
- 映画等では許容できるが、ゲームをプレイする場合、GUIが見切れるとゲーム性に大きく関わるので許容できない可能性が高い
- 小さな文字は可読性が著しく下がる
チャレンジ2「正しい縦横比で映画が観たい」
- PCの画面をブラウン管テレビにミラーリングすると、当然映像は縦に伸びる
- ブラウン管テレビに映すと映像が縦に伸びるなら、最初から横に伸ばした状態の映像を出力したらよいのでは?
- 映像の縦横比を変えられるメディアプレーヤーを使う
- 愛用しているMovistというアプリは本機能を搭載している(!)
- メニューの ビデオ > 縦横比 から
2.35:1(シネマスコープ)
を選び、16:9の映像を無理やり横に引き伸ばす - MoviesProならYoutubeの動画も本プレーヤー経由で再生可能
- もちろんProを買った
- 映像の縦横比を変えられるメディアプレーヤーを使う
- ブラウン管テレビで映像を観ると、ばっちり本来の縦横比で出力された
- 厳密には若干変倍がかかっているが無視できるレベル
- 映像の上下左右が若干見切れてしまう問題も、メディアプレーヤー側で映像を縮小することで回避できた
- ゲームについてはゲーム機、ゲームソフト側で同様の機能がない場合回避が難しい
pros/cons
- pros
- 普段みている映像の一部(所有している円盤、youtube)は、理想の状態で視聴することができる
- これを実現したかった
- 普段みている映像の一部(所有している円盤、youtube)は、理想の状態で視聴することができる
- cons
- ブラウザには縦横比を変える機能がないので、Netflixやプライムビデオは相変わらず残念比率
チャレンジ3「ソフトじゃなくてハードで縦横比をなんとかしたい」
- この動画と出会う
- HDMI to RFトランスポーターを使えば、機材側のメニューで縦横比やzoom in/outを変えられるらしい
- これを求めていた
- 早速動画と同じ機材をamazonで探して購入
- ポチったあとに問題発覚
- 海外と国内で周波数規格が違うらしい
- 国内は90MHz以上, この製品(欧米)は 61.25MHz or 67.25MHz
- つまり国内で販売されていたブラウン管テレビでは表示できない
- 海外と国内で周波数規格が違うらしい
- ネットでみつけた投稿に同調設定ができるビデオデッキで13chにしつつ同調設定を行ったら表示できたという報告を見つける
- ハードオフにビデオデッキを買いに行く
- ジャンクコーナーでSONYのビデオデッキ(SLV-FX9)を発見したので購入
- 1,600円(税込)
- PS5が挿してあるHDMI分配器とHDMI to RFトランスポーターをHDMIケーブルで繋ぎ、HDMI to RFトランスポーターとビデオデッキを9.5mm Palオス to F型オス 同軸ケーブルで繋ぎ、ビデオデッキとブラウン管テレビをRCAケーブルで繋いだ
- ネットで見つけた投稿と同様の設定を行うことで無事画面に映像が映った!
pros/cons
- pros
- 普段のようにHDMI経由で映像を出力する手順でブラウン管テレビに16:9比率の映像を映すことが出来る
- これをずっとずっとやりたかった
- 変倍の比率やzoom in/outの数値を細かく調整できるので、出力したい映像内容にあわせてベストな状態で画面に出力可能
- 普段のようにHDMI経由で映像を出力する手順でブラウン管テレビに16:9比率の映像を映すことが出来る
- cons
- 1点残念なのが、海外規格の周波数を無理やりRF経由で映しているので、映像にノイズがのってしまう
- 電波状態が悪いときの地上波のそれと同じ
- だが、これも味と解釈してしまえばそんなもの
- 1点残念なのが、海外規格の周波数を無理やりRF経由で映しているので、映像にノイズがのってしまう
まとめ
気分がいい。