Parking in the forest

打ち合わせ先の駐車場に車を停めて外に出ると、近くから水の流れる音が聴こえてきたので、カメラをカバンから取り出して駐車場脇の斜面を下っていく。元々は散策路として整備されていたであろう斜面の段差は、僅かに階段としての名残を留めていた。草木は好き放題お日様に向かって背を伸ばしており、人の踏み跡も見当たらなかった。桜が散ってからのここ数日で一気に草木が成長しているように感じる。どこを見ても青々とした風景が広がっており、視界を覆う緑に眩しさを覚える。もうしばらくすると石川では雨が続くようになる。草木はより一層生き生きとし始めるはずだ。そう考えると、まあ…雨が続くのも悪くないかなと思う。

Index
Prev
Next