/ 2016.07.16 /
3-6 /
はたらくということについて考える
最近、「働きかた」と「生きかた」について考える事が多い。
こうやって文字に起こしてみるとえらく仰々しいが、
僕の解釈で言い変えると「金の稼ぎかた」と「時間の使いかた」とも言える。
よく「お金がなくたって幸せを得ることはできるよ」というが、
仕事を辞めたとき、得た時間の自由よりも、失ったお金の不自由さから
「どうやってお金をつくるか」ということで頭がいっぱいいっぱいになった。
「今まで築いてきたものの一切合切を全てゴミ箱に捨てて、田舎にでも移り住んでのんびり暮らそうか」
なんて夢想もしたりした。
今思えば、とんでもない現実逃避である。
…話を戻そう。
僕が退職後行き着いた結論は、
- 現在の自分が持っているスキルで最も高い収入を得ることができる仕事(ロジカルかつ効率重視で進め、常に70点を心がける)
- 収入は少ないが自分が楽しいと思える仕事(非効率的でも良いから妥協をせずに100点を目指す)
- 将来の自分にやっていてもらいたい、身につけておいてほしいスキルの習得・鍛錬(楽しさを最優先・趣味に近い)
これらを6:3:1の割合で実践すること。
「そんなの当たり前じゃん」と言われてしまいそうだけど
このバランスが自分にはとても合っていて、特にお金に不自由することもなく、
また仕事に対する不平不満も募りにくく、かつ未来への希望・期待も感じることができるようになった。
人はそれぞれ、自分に合った「働きかた」と「生きかた」のバランスがある。
終身雇用・年功序列など等に消えつつあるのだから、
スキルと収入を考慮したダブルワークや、起業しつつ会社員として勤める等、
まずは自分にとってのベストなバランスがどういうものなのか
一度立ち止まって考えてみることは大切だなと実感した。