Thom Yorke 「Tomorrow’s Modern Boxes」リリースをいまさら知った。

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およそ9年ぶりの新譜

Thom Yorkeがセカンドアルバムを出したことをついさっき知り、早速購入。8曲入りで$6.00。
僕はPayPalを利用して購入しました。

ファーストの「The Eraser」がリリースされたのが2006年だから、かれこれ9年ぶりですね。
しかもこの「Tomorrow’s Modern Boxes」がBitTorrentのみの配信ってことらしくかなりの衝撃でした。しかもTrack1とPVは無料配信

媒体がなんであれ、僕としてはThom Yorkeの新譜が購入できれば何でも良いですが、
その中でもBitTorrent側のコメントが少し興味を引いたので引用します。

「我々は、メジャー・レーベルの少数の人々の私腹を肥やすためのストリーミングには興味がない。アーティストが自分の作品で金を稼ぐ助けとなることに関心を持っている。我々のシステムは、レコード契約を持たないアーティストが利用するために作られている」

引用元:トム・ヨーク、ニュー・アルバムを電撃リリース – BARKS

BitTorrentを利用した新しい流れ

「Tomorrow’s Modern Boxes」を購入することができるBittorrent®Bundleを覗いてみると、
DiploMobyなんかも配信してたりするんですね。
BitTorrentで商品を販売するという発想がなかったので、この流れには目からうろこでした。
CDのプレス代、そして間に流通業者が介入しないので、クリエーターが消費者やリスナーに対して配信するための敷居はかなり低くなりますね。
トムもこう言ってます。

これはBitTorrentのメカニズムが一般人に理解できる代物かどうかを試す実験だ。もしこれがうまくいったら、BitTorrentはインターネット上でのある種の商売の主導権をクリエイターへと返還する効果的な手段にもなりうる。音楽、映像、その他どんな種類のデジタルコンテンツでも、そのクリエイター自身の手で売ることを可能にするんだ。彼らが選んだゲートキーパーを通じて。

引用元:Tomorrow's Modern Boxes. – いまここでどこでもない

BitTorrentの使い方

BitTorrentの使い方は以下のブログ等で綺麗にまとめられているので是非参考にしてみてください。

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