あなた自身の巣を作る。そんな取り組みMYOD。アウトドアカルチャーにおけるMYOG : make your own gear を一部もじってインドアに。巣は儀式で構成され、儀式は所作と道具で構成されている。

巣について

巣とは、動物がその生活の必要のために自分の体外に作る特別な構造であり、その体の一部ではないものである。

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1. 巣は儀式化された日常の物事によってその大部分が構成されている。
2. 巣はとても個人的なものであり、第三者から観たときに巣の良し悪しを推し量ることはできない。
3. 巣は常に巣を作った者の変化に合わせて変化する。

儀式について

儀式（ぎしき）は、特定の信仰、信条、宗教によって、一定の形式、ルールに基づいて人間が行う、日常生活での行為とは異なる特別な行為をいう。

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1. 日常の物事を儀式化するには、自分なりの所作に対する決まりごと、そしてお気に入りの道具が必要となる。
2. 儀式はそれ自体が極めて個人的なものであるかがとても重要。
3. 儀式の実行は、自分の生活を自分の手に取り戻すことに貢献する。
4. 儀式は、普段の生活中で消極的になりがちなこと、楽しくないこと、やりたくないけど生活を維持する上でやらなければいけないことを娯楽化するという意図を含む。
5. 儀式の内容は、個人の性格や志向、その人自身の人生経験に基づいており、他者が模倣したところで同様の効果を生むとは限らず、むしろ効果が無いケースがほとんどである。

道具について

道具（どうぐ）とは、物をつくったり、あるいはなにかを行うために用いる器具の総称。仏道修行の用具という意味もある。

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1. 道具が道具たりうるには何よりも儀式を行う者にとって、その物がお気に入りであることが重要となる。
2. 儀式における道具の価値は、その物の性能や値段ではなく、その物への愛着の度合い、その物にまつわる物語・記憶が価値を持つ。
3. 道具にまつわる物語は個人的なものであるかがとても重要。
4. 道具は自分に馴染むよう何かしらの改造や改善することが推奨される。