バグダッドカフェ、おうちカフェ

昨晩ポップコーンをむしゃむしゃしながら「バグダッド・カフェ」を観た。冒頭のカット割りが目まぐるしくてびっくりした。あと、独特のグレーディングが荒野のカラッとした感じを上手く表現していて、とても良かった。今まで知らなかったんだけど「calling you」は本映画の挿入歌だったんだね。こういう乾いた感じは他にヴィム・ヴェンダースの「パリ・テキサス」ぐらいしか思い浮かばず、他にも色々こういう作品を観てみたくなった。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」とか。

日付は変わって今日。朝日とともに目がさめて、朝食にベーコンエッグを作って食べた。ベーコンエッグと共に一日を始めたときは、そう悪い一日にはならない気がする。気分が良かったので軽くお出かけをしようと外へ。車があまりに汚かったので洗車をするためにガソリンスタンドに寄ったんだけど、皆考えることは同じらしく車の行列が出来ていた。僕は待つことが得意な大人なので、素直に列に並んだ。自分の番が回ってくるまでに30分近くかかった。大人なので全く問題はなかった。ドライブするのもなんだか気分じゃないな、となったのでスーパーに寄って買い出しをしたあとに地元の豆屋でコーヒー豆を買って帰宅。100年ぶりにするハンドドリップはどこかおぼつかず、コーヒーミルを回す手付きが壊れたぜんまい仕掛けおもちゃのように滑らかさを欠いていた。が、味は美味かった。コーヒーってこんな味だったよね。また100年後、会いましょう。

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