/ 2022.10.10 /
GRAPHIC /
#abst 221010
どこをどう切り取るか。フレーミングによって変わる景色。現実世界の物に解像度という概念はないのでどこまでも寄って見ることができるし、また、寄って見ることで物の表情は大きく変化する。自分が作っているデジタルな物にもそういう特性を持たせたくて可能な限り高解像度でレンダリングをかけることになるのだが、GPUがお世辞にも強いとは言えないので、数十分待つことになる。この絵が仕上がってくるまでの束の間、少しずつ画面に描画されていくのを眺めながらタバコを吸い待っている時間がとても好きだ。