/ 2021.07.24 /
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PRUSA i3 MK3S+
最近、組み立て式の3Dプリンタを購入した。正確にいうと、数週間前に購入していたがずっと箱から出せず部屋で巨大な置物と化していた。少しずつ仕事が落ち着き始めてきたので重い腰を上げ、週末を利用して一気に組み立てた。が、プリンタを組み立てて初めてスタートラインに立てた状態で、そこからは組み立てた時間の数倍を要するキャリブレーション地獄が待っていた。
もともとFDM方式のプリンタは精度の調整がかなりじゃじゃ馬なことは知っていたので、購入する際になるべく造形精度の評判が良いもの購入したつもりだが、そもそも自分自身の知識が全然足りていなかったことを、ここにきてとても痛感している。
毎日ちょっとずつ色々な調整を試しては上手くいかない日々を過ごしており、この涼宮ハルヒのエンドレスエイト的なループは当初苦痛でしかなかったが、この試行錯誤が段々と楽しくなってきた。自分なりに仮設を立て、機材を調整し、検証するという一連の流れは趣味でやる分にはとても充実感を味わうことができる。
当面仕事でこのプリンタを使うことはないので、気長に試行錯誤を楽しみたいと思う。