ambieのイヤホン

耳を塞がないイヤホン『ambie』が届いた。デザインはどう考えても無線タイプのほうがイヤーカフっぽくて好みだけど、通話での使用がメインなので遅延を考慮して有線タイプにした。今まで通話の際はSHUREのSE215を使っていたが、これがまあ蒸れる。また、カナル型で遮音性が高い(圧迫感がある)ので、自分のマイク音声をループバックでイヤホンに流すことで、装着したときの違和感をなんとかごまかしながら使っていた。メニエールを患っている身なので、長時間イヤホンを装着して音を聴くことにも若干の抵抗があった。ambieについて調べていたら自分と似た感じで突発性難聴になった人が、耳を労るためにambieを使っているケースもあるみたいで、その点も淡い期待をこめて今回購入した。

骨伝導ではなく耳の傍に小さなスピーカーがあり、そこから音を出すような仕組みになっているので耳の穴を塞がずに音を聴けるのがとても快適。音楽の場合は聴くというよりもBGM的に流す使い方がこのイヤホンには合っている。通話も試してみたが1対1であれば問題なく聞き取ることが出来る(複数人についても問題はなかった)。あとは長時間着用した際にイヤリングをつけたときのような痛みが出ないかだけが心配(普通に痛かったので次は付ける場所を変えてみる)。

一日中使ってみた結果、お手洗いで席を立つときにいちいち外すのが面倒だったので、つけたまま歩き回れる無線タイプを結局買ってしまった。通話時の遅延が気にならなければ、無線タイプをメインで使い、充電が切れた際に有線タイプに切り替える使い方でもいいかもしれない。

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