2022.4 – 2022.5

椿の庭 / 上田 義彦
スモーク&ブルー・イン・ザフェイス / ポール・オースター
Trial And Error / Reinis Lismanis
And Yet My Mask is Powerful / Basel Abbas and Ruanne Abou-Rahme
Imaginary Bones / 岸 裕真
Learning to Love You More / Miranda July, Harrell Fletcher
測量|山 / 吉田 志穂
The Fourth Wall / Hiroyuki Takenouchi
フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う / 柳沢 英輔

最近購入した本たち。作品集多め。

ポール・オースターの『スモーク&ブルー・イン・ザフェイス』は、久しぶりに映画の『スモーク』を観たあとに、なんとなくAmazonで調べたところ、この本が出てきたので購入した。それぞれの映画の脚本とショートストーリーが納められている。ポール・オースターは19才のときに『ムーン・パレス』を読んでから、今の今までずっとファンだ。

『フィールド・レコーディング入門』もAmazonでたまたまオススメに出てきた一冊。僕は時折ハンディレコーダーを持ってドライブに出かける。運転しているときの音を録って、それを家に帰って一人再生して楽しむ。ただそれだけの行為だが、それがとても楽しいと感じる。このささやかな趣味に何か少しでも寄与したら良いなと思い、手にとった。

『椿の庭』は映像作家(僕の中では写真家)の上田 義彦が撮った同名の映画のフォトブック。伊右衛門のCMなどが上田 義彦の作品で有名だが、個人的には森を撮った写真集(どれもプレ値)の印象がとても強い。あの写真集の世界観がそのまま動き出したような、そんな印象を『椿の庭』から受けた。この映画を知った頃には既に一般上映は終了しており、7月にDVDが出るのを心待ちにしている。このフォトブックもページを捲るたび物語の核心に迫ってしまうので、きちんと鑑賞できるのは7月以降になりそう。

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