EXPERIENCE DEMANDS AESTHETICS

変わるもの、変わらないもの、変わってしまったもの、変えたくないもの、変えられないもの。およそ大抵のものは否応なく変わっていく。変わらないものがあったとしたら、それはきっと誰かの意思が働いているからだ。ある人は僕を指して「変わらないね」という。またある人は僕を指して「変わったね」という。僕という意識は生まれてから今日に到るまで連続し、それぞれが繋がっている。だからこそ僕は僕を僕だと思うことができる。山をみるか。森をみるか。木をみるか。草をみるか。変化のただなかで、自分を自分としてくれるものを見失わないようにしたい。

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