dark green

エアコンが水漏れをするようになった。さすがにまずいと思い、水滴を受け止めるためのビーカーをエアコンの下に置いた。水滴が落ちるたび、小気味良い音が部屋に響いている。

三浦春馬が亡くなったことを知る。自宅で首を吊り、自ら命を断ったそうだ。彼の作品にきちんと触れたことがあるわけでも、とりたててファンだったわけでも無いのに、この途方も無い喪失感はなんだろうか。今日こなす予定だった作業に一切手をつけることができず、なんとか自分なりに咀嚼しようと思考を巡らせてみても、この感情から逃れることができないまま、今この瞬間も呆然としている。祖母の火葬のときですらこうはならなかったのに、三浦春馬が亡くなったことに何故こうも動揺しているんだろうか。

最近『死』を近くに感じることが多い。このとっちらかった感情にひとつずつラベルをつけて、きちんと元の場所に戻さなければ。世界の捉え方を変えなくては。

ふっと本棚に目をやると、スタッズ・ターケルの『仕事』と『死について』が視界に入る。いやいや全く悪い冗談だ。指パッチン一つで思考が切り替えられたら、もっと平和な世界だろうに。