/ 2026.01.26 /
3-6 /
スノードーム

分厚い雲に覆われて、たくさん雪が降り積もって、世界がきゅーっと小さくなる。見える風景からスケール感が失われ、まるで目に映るもの全てがスノードームの中のミニチュアのよう。煙だけがもくもくと立ち上り、夕日に照れされ赤みを帯び、やがて雲と溶け合い区別がつかなくなる。ぼくはこの金沢が、一年中どんよりと曇り、雨も多く、冬には雷が鳴り響き、住むと病むといわれるこの金沢が割と気に入っていて、この景色に、この暮らしに、他人が見いだすことの出来ないキラキラとしたものを見いだすことができる。ゆえにこれが僕の環世界。