分岐、古本の記憶、失った辞め時

自分の行いを褒める。自分の環境を呪う。出発点となる出来事は同じでも、自分がどう選択するかで、辿り着く場所は全く違ったものになるように思う。可能な限り僕は前者の方を選び続けていたい。

ベッドに横になり、サイドテーブルに積んである古本を読む。腕が疲れたので本を開いたまま顔に乗せ、目を瞑る。知らないお家の本棚の匂いがする。この本がどういう時間を過ごしてきたか考える。微かに煙草の香りがするので、喫煙のお供を無事勤め上げたのだろうか。

なんとなく辞め時を失って、しようがなく続けた結果得るものって結構あるよなと思う。僕が今仕事としているものの中にも一定数混じっているし、また、続けた結果好きになったものも沢山ある。辞めない方がいいと言いたいわけではなく、辞めなかったら辞めなかったなりに得るものがあるということをここでは強調したい。

最近スプラトゥーン3を買ったので、ちょこちょこ合間にプレイしている。色々あるブキの中でも、このテントがボン!っと開いて飛んでいくブキが、頭が悪くて好き。

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