磨くということ

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“やるべきこと”に日々追われ、我を見失いそうになったときは、
歩みを止めて、パソコンを落として、靴を磨き、鍋を磨く。

黙々と磨いていると、段々と道具にツヤが蘇ってくる。
この瞬間がたまらなく好きだ。

「そう、鍋を磨くみたいに、言葉を磨くんだ。たわしでごしごしと。
今、僕に言えることはそれくらいしかない、悪いけれど。」

『ロックンロール』 / 大崎善生 より引用

学生時代に大崎善生にはまり、
読み漁った中で今でも特に心に残っている、
僕の大好きな一節である。

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