2021.06.19
// OUTDOOR
photograph 21.6.10 - 21.6.19
その疎外は己が引いた線。その孤独は己が向けた背。その苦痛は己が始めた一人相撲。
2021.06.19
// OUTDOOR
その疎外は己が引いた線。その孤独は己が向けた背。その苦痛は己が始めた一人相撲。
2021.06.07
// OUTDOOR
AmazonPrimeで『ODDTAXI』を観た。久しぶりにアニメでぐっと来たので一気に最新話まで観てしまった。居てもたっても居られず、spotifyでプレイリストをこしらえて夜のドライブへ。音楽は目に映る景色の捉え方を変えてくれるのでとても良い。いつもプレイリストが終わる頃になると最寄りのコンビニ […]
2021.05.30
// OUTDOOR
現像の仕方を変え、ここ最近の記憶を24時間分にまとめてフラッシュバック。場所も時系列もバラバラなのに、それぞれのイメージに関連性を見出し、1本のストーリーとして読めてしまうのは脳みその為せる技なんだろうか。
2021.05.15
// OUTDOOR
われわれを取り囲むイマージュは、われわれの身体の関心を引く面を、ただし今度は光に照らされた姿で、このわれわれの身体の方に向けているように見えるはずだ。それらのイマージュは、自らの実質のうち、通過していく際にわれわれが引きとめたもの、われわれが影響を与えうるものだけを浮かび上がらせることになるだろう。 […]
2021.03.21
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Spotifyのプレイリストぴったり1本分。コーヒーと煙草とカメラを持って、1時間ちょっとの現実逃避行。気分はジム・ジャームッシュの『ナイト・オン・ザ・プラネット』さながらだ。 普段は目に入らないものが目に入り、普段は目に入るものが入らなくなる。ナビはつけない。目的地もない。ただ、走ること。ただ、聴 […]
2020.08.25
// OUTDOOR
川辺に座り込み、ずっと流れを眺めていると、だんだん水面と地面の境目があやふやになり、とても大きな生き物が岩と岩の間で蠢いているように見えてくる。 その生き物は見る角度によって自らの色を変え、周囲の光景を取り込みながら下流へと移動していく。 まるで蟲師の世界のお話のようだ。
2020.08.20
// OUTDOOR
数年ぶりに訪れたお墓は、数年前と何も変わっていなかった。また、来ます。
2020.08.17
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夢を見た。 僕はまだ小学生で、風邪をひいて寝込んでいる。 外はもう暗く、雨が降っていた。 祖父からの電話が鳴る。 僕はふらふらする体を引きずりながら、傘を持って祖父の元へと向かう。 雨脚が強くなる。 降りしきる雨が傘の上に重くのしかかり押しつぶされそうになる。 祖父の元にたどり着く。 祖父の顔は暗が […]
2020.04.02
// OUTDOOR
僕がまだ小さかった頃、当時住んでいた家と、通っていた小学校を直線距離で結んだその間に鬱蒼と生い茂る雑木林があった。僕の通学路はこの雑木林を丁寧に迂回するかたちで線が引かれており、幼心に「この雑木林を通ったら、あっという間に学校に着けるのに」と思っていた。 ある日、盛大に寝坊をしてしまった僕は、なんと […]
2019.07.30
// OUTDOOR
初めてのFujiRock。 初めての体験というのは、創作意欲を刺激するわけで。 雨の中、ビビットに輝く照明と、腹にドカンと響く音響がとても印象的で。 あの感じを残しておきたく、ここに2枚の備忘録的artworkを置いておく。 逃げ出したくなるほど大雨に降られ、泣く泣く戦略的撤退を強いられたこの苗場の […]
2019.05.27
// OUTDOOR
僕らの目に映る景色というのは、おおよそ等しい。故に、人と人とのコミュニケーションが成り立っている。 様々な種類の木々が生い茂り、太陽の日差しが木々の隙間を縫って山道を照らしている。 「ああ、綺麗だな…」と心の底から思う。 ここでふと、一つの疑問が脳裏に過る。……いったい何が綺麗なんだろうか?僕は何を […]
2019.05.20
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前回はこちら 焼岳南峰頂上までの道のりは直登となる。 雪の斜面を、アイゼン付きの登山靴で一歩ずつ強く踏みしめながら登る。雪がシャーベット状の斜面では1歩登っては雪が崩れ、3歩分滑り落ちるときもあった。登り進めるに連れ、次第に軽快さが失われていき、1歩1歩なんとか気力を振り絞りながら前へと進む。 師と […]
2019.05.08
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「ここから先は、君一人で行ってきなさい。私はここで待っているから。」 一回りも二回りも歳が違う山登りの師が、携えていたピッケルを雪に刺し、小さくかがみ込んでから、僕にそう言った。ちょうどここは、新中の湯ルートを2時間半ほど行ったところにある開けた場所で、これから登る焼岳南峰頂上付近はガスに包まれ、空 […]
2019.05.06
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ここしばらくは仕事にかまけて、まともに山に登ることができていなかったので、この10連休を利用して、北アルプスの焼岳に登ってきた。初日は平湯キャンプ場で過ごし、2日目に焼岳登山、3日目に平湯キャンプ場を午前に出発して高山市内を散策するという計2泊3日の計画である。今回はベースキャンプを上高地ではなく平 […]
2018.09.18
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アウトドアの楽しみ方は無数にある。 普段、家に引きこもっている人間が、 家に引きこもるように自然へと引きこもる。 まあ、これは自分のことなのだが、 そんな自分が考える少しヘソマガリなギアを ちょくちょく作ってお裾分けしたいな、と思う。 GEEK HIKERS MANI_FEST これはオタクな徘徊者 […]
2018.08.17
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僕が初めて星野道夫について知ったのは、 写真家としての星野道夫ではなく、作家としての星野道夫だった。 日常に疲弊し狭くなっていた視野が、星野道夫の著書を読むことで 静かに解きほぐされていったことを、今でも覚えている。 “自身より遥かに大きな存在を知覚し、自身の存在を正しく理解すること” 僕が彼から学 […]
2017.08.25
// OUTDOOR
この夏の北アルプスは、終始ガスに包まれながらの山行だった。 ガスは確かにピークや遠くに見えるはずの山々を隠してしまうが、 ガスがあることで風景をとても立体的に感じることができる。 この神秘的な風景は、写真よりも実際にその目で体験するのが一番良い。 刻々と変わる山の表情。肌で感じるひやりとした空気。 […]
2017.06.13
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朝6時。医王山ビジターセンターへと到着する。 車の数を数えると片手に収まる程度の車しか停まっておらず、 数人のハイカーが朝食をつまみながら準備運動をしている。 早朝、新聞配達の音で不意に目が覚めてしまい そこから眠ることができなかったので、半ば衝動的にここまできてしまった。 石川県民にとって、とても […]
2017.05.09
// OUTDOOR
G.W中、上高地で4日間を過ごし、涸沢岳に登った。 書きたいことはたくさんあるが、うまく言葉がまとまらない。 3000mを越える雪山を登ったのはこれが初めてで、 その体験は想像以上に過酷なものだった。 雲の高さまで続く雪の斜面と、どれだけ歩いても近づいてくれない山小屋。 強烈な日差し、からからに乾い […]
2017.02.12
// OUTDOOR
誰もいない雪山を歩くのがこんなにも気持ちいいとは、想像もしていなかった。 静寂の中に一人、雪を踏みしめる音だけがきこえてくる。 葉を落とした木々と真っ白な雪で埋め尽くされた世界を歩いていると、 まるで水墨画の中に迷い込んだような気分になる。 山頂につくと、以前目線ぐらいにあった熊払いの空き缶が 随分 […]